サンメガネ・番頭の紹介

■眼鏡業界40年の番頭。

若かりし頃の趣味は、バイク・自動車で日本中を旅行、朝までマージャン。
今は庭いじり、ミニ畑、愛犬愛猫が喜ぶエサ探し。ぬるめでローケーションの良い温泉探し。
最近は”五重塔”の建造美にハマっている。
庭のコスモスを一列に並べて咲かせたがるほどの凝り性。の、わりに几帳面という訳ではない。

◆番頭のページでは、お知らせや、メガネとは全く関係ないかもしれないアレコレを書いていく予定です。 (たぶん旅行とか、五重塔とか、温泉etc)

【Vol.2】新緑の南東北へ!
銀山温泉〜最上川〜出羽三山神社(2日目)

番頭のページへようこそ。第5回目、前回の松島〜仙台〜蔵王編からの続きです。

 

昨夜、蔵王温泉を満喫し、今日も良い天気だ!

今日はまず銀山温泉に寄ってから、 最上川沿いに走り、最上峡へ、 そのまま出羽三山神社を目指すというプランだ。

 

温泉好きなら、誰もが一度は泊まってみたい銀山温泉。 清流沿いに並ぶ旅館は、それぞれの彫刻も楽しいアンティークな木造建築。 大正ロマンの香り漂う・・・という枕詞通りだ。
こんな情緒ある風景は革靴でなく、下駄で歩きたい。土産屋で下駄を購入した。

銀山温泉には2つの共同浴場がある。今回は残念ながら宿泊できないので、 せめて温泉には入ろう!
2つの共同浴場「銀山温泉 大湯」 「共同浴場しろがね湯」どちらに入ろうか。 さっきの土産屋で、共同浴場について聞いてみると・・・
「しろがね湯は新しい建物で、とてもお洒落ですよ。入浴料金は500円です。
大湯は狭くて洗い場はありませんが、源泉がかけ流しでどんどん出てきます。 入浴料金は200円です。もちろんどちらも気持ち良いお湯ですよ。あとは好みですかね〜?」
とのことだ。


川沿いの通りに位置し、すぐに寄れるということもあり、 「大湯」へ入る。確かに狭いが、誰も居ないので貸切だ。 硫黄の香りが漂う。お湯は「熱っ!!」と声が出てしまう位熱い。
他にだれも訪れそうにないので、水で埋めて、水道の蛇口のそばに入る。 それでも、どんどん源泉が投入されるので、すぐに熱くなる。
いやあ〜、驚くほど熱かったが、気持ち良かった。

銀山温泉
↑銀山温泉
能登屋
↑有名な能登屋
銀山川
↑ここから清流がそそぐ

 

その後、最上峡へ。

もちろん、この新緑の時期も良いのだが、秋の紅葉時期はさぞ美しいだろう。
最上峡舟下りの観光客をのせて船が下っていく。

最上川
↑最上川

月山・羽黒山・湯殿山の総称である出羽三山。
それぞれの山に登り、その山頂へ参拝するのは・・・大変だ。 そんな私のために(というわけでは絶対ないが)、 羽黒山に3社の神を併せて祀る三神合祭殿がある。

 

まず思うことは、大きい。私の写真では伝わらないと思うが、 静かな山の木々と鳥のさえずりの中、荘厳な雰囲気が漂う。 以下は、出羽三山神社公式ホームページの説明文である。

 

「社殿は合祭殿造りと称すべき羽黒派古修験道独自のもので、 高さ28m(9丈3尺)桁行24.2m(13間2尺)梁間17m(9間2尺4寸)で 主に杉材を使用し、内部は総朱塗りで、屋根の厚さ2.1m(7尺)に及ぶ萱葺きの豪壮な建物である。
現在の合祭殿は文政元年(1818)に完成したもので 当時工事に動員された大工は35,138人半を始め木挽・塗師・葺師・石工・彫物師 その他の職人合わせて55,416人、手伝人足37,644人、 これに要した米976余石、建設費5,275両2歩に達した。 この外に多くの特志寄付を始め、山麓郷中の手伝人足56,726人程が動員された。
建設当時は赤松脂塗であったが、 昭和45年〜47年にかけ開山1,380年記年奉賛事業の一環として 塗替修復工事が行われ、現在に見るような朱塗りの社殿となった。
平成12年、国の重要文化財に指定される。 」

 

出羽三山神社公式ホームページ
http://www.dewasanzan.jp/)より

 

ちょうど萱葺きの屋根を取り替える作業が行われていた。

キツツキが木を突く音が遠くから木々にこだましてくる。力強く、良く響く音だ。

 

そして、静かな威厳を放ちながら佇む五重塔(国宝)。
ところで、地図で見ると出羽三山神社と五重塔は少し離れている。 王道コースは、随神門からスタートし山道を歩き、途中にある五重塔へ。 さらに進み山頂にある出羽三山神社にゴール!というコースが王道だ。
番頭の場合は、出羽三山神社付近に到着したのが遅かったため、 まず有料走路で山頂まで行き、出羽三山神社へお参り。 その後、五重塔まで一番近い場所(随神門)まで車でぐる〜っと行き、 そこから歩いていった。このショートカットコースの人も、もちろん多い。

 

出羽三山神社
出羽三山
三神合祭殿
五重塔
↑五重塔(国宝)

おまけ。
お昼ご飯は、三神合祭殿から車で15分ほど(だったと記憶している) 「手打ちそばしげ庵」にて、蕎麦と土地の山菜の天ぷらを頂いた。
蕎麦も山菜の天ぷらも、香りが良く、ボリュームもあり、美味しかった。 (山形県鶴岡市羽黒町 黒瀬字黒瀬263 )

手打ちそばしげ庵
手打ちそばしげ庵

(09.05.21)

【おまけの画像です】
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